睡眠を妨げない食事の摂り方
寝る前に食事を摂ると、寝つきが悪くなったり、体重増加などが気になったり、健康への影響が気になりますよね。
その一方で、仕事や生活リズムとの兼ね合いで、生活習慣を変えるのが難しいという方もいらっしゃると思います。
夜まで忙しいあなたに、睡眠を妨げない食事の摂り方についてご紹介します!
睡眠中、体の中で起こっていること
睡眠中はさまざまな細胞が活発に働いています。
中でも成長ホルモンが活発に働いており、就寝中は皮膚の形成や新陳代謝の働きが盛んになっている状態です。
私たちの身体は寝ている間に生まれ変わり、日々進化しているのです。
その為、睡眠が不足すると肌荒れが起きたり、新陳代謝が低下する、ストレスホルモンが増加するといった体への悪影響を引き起こします。
体作りや健康を保つためには、充分な睡眠をとることが大切なのです。
睡眠を妨げない食事の摂り方
睡眠の妨げにならない、食事摂取のポイントをご紹介します!
①高タンパク、低脂質な食事
睡眠ホルモンと呼ばれている「メラトニン」は「トリプトファン」というアミノ酸からセロトニンを経て合成されるホルモンです。
つまり、トリプトファンを含む食材を積極的に食べるようにすると、睡眠促進作用が期待できるのです。
トリプトファンは、魚や肉、乳製品、大豆製品に多く含まれているタンパク質に含まれます。
また、脂質は消化に時間を要し、眠りを浅くしてしまうので就寝前の摂取は控えましょう。
②よく噛んで食べる、ゆっくり食べること
消化に時間がかかる脂質が眠りを浅くするように、咀嚼できていない食べ物を吸収することもまた消化に時間がかかってしまいます。
「ご飯を食べた後、眠くなる」という現象は、レプチンという成分が出ることからの影響です。ただし、レプチンの本業は、食べたものを消化するために胃腸を忙しく働かせること。その状態では脳や体は休まることはなく、睡眠に入っても浅い眠りにしかならないのです。
以上、睡眠を妨げない食事の摂り方でした。
ぜひご参考にしてください!