大豆に含まれるイソフラボンとは?
ここ数年、大豆イソフラボンというキーワードが女性の間で注目を集めました。
大豆に含まれるイソフラボンという成分は、女性ホルモンのエストロゲンと似ていることから
女性の健康に良いと考えられています。
イソフラボンの特徴
イソフラボンはその作用でコレステロール値を下げるのを助けたり、女性らしさを保つためのサポートとしての効果が期待されている一方で、
乳がん発症や再発のリスクを高めるとも報告されています。
女性向けにイソフラボンの含有量に特化した製品も増える中で気を付けなければならないのが摂取量です。
大豆イソフラボンは一日の摂取目安が70~75㎎と設定されています。大豆類は摂取するのが悪いという訳ではないですが、摂取においては規定量を参考にしましょう。
ホエイとソイの違いとは?
プロテインサプリメントにおいても大豆(ソイ)プロテインは女性向けに勧められていますが、本来のタンパク質を摂取するという目的ですと
ソイよりもホエイの方がアミノ酸スコアも高く、吸収が優れています。
乳アレルギーや菜食の方など好みもありますので一概にホエイがいいという訳ではありませんが、参考にしてみて下さい。
参考資料
食品安全委員会 「食べ物に関するミニ意識」
ttp://www.fsc.go.jp/e-mailmagazine/sousyuhen.data/09.pdf
異種タンパク間、タンパク加水分解物間の比較:
ヒト血しょう中のアミノ酸、ジペプチド、インスリン応答への効果